だいずのだいじな話

国産のお米を心配して

話題になった「種子法廃止」

でも大豆のこと、

あまり言わなかったよね。

種子法廃止で国産の良質な米を守ることができるのか!?って話題になった種子法は、1952年、戦後の食糧難を回避するために「主要農作物種子法」として作られた法律です。主要農産物とは、コメ・麦・大豆のことです。国は当時主食であるコメの良質な種の安定供給を図るために様々な手立てをしました。

その甲斐もあり、コメは自給率100%となりましたが、他の主要2品についてはあまり話題になりません。

現在小麦の自給率は1割ちょっと。その6割がうどん用に使われます。

残念ながら、日本の小麦はパンやラーメンには向いていない品種なのです。そして大豆の自給率は7%。これらを主要農産物と言うには悲しい値だと思います。